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【ワースト10】釣り人が選ぶ不味い魚ランキング【調理法も大切】

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【ワースト10】釣り人が選ぶ不味い魚ランキング

釣り人「週末釣りに行くんだけど、不味い魚は持ち帰りたくないなぁ…
釣った○○を食べてみたけど、あんまり美味しくない…これって俺だけ…?」

こんな悩みが解決するかもしれません。

目次

この記事を書いている僕は、
アッキー@釣りだけして生きていく
YouTubeツイッターinstagramもやっています。

【ワースト10】釣り人が選ぶ不味い魚ランキング

【ワースト10】釣り人が選ぶ不味い魚ランキング
おはようございます!
アッキーです。

皆さん釣った魚は食べる派ですか?

僕は俄然、キャッチ&イート派です。

先日にYouTubeでこんな動画を出してみました。

【ワースト5】トラウマ級の不味さを誇るのはあの魚…

皆さんコメントをくれて、個人的にも頷けることが多かったので、今回はブログ記事でもまとめてみることにしました。

とはいえ、ただ動画を文字にしても面白くないので…
皆さんの意見も取り入れて、ワースト10といった形で不味い魚達をランキング形式で紹介していきます!

釣り初心者〜上級者まで、魚を持ち帰る際の参考になるかもなので、是非最後までお付き合い頂けたらと思います。

では早速ランキングをどうぞ!

【不味い魚】第10位 イスズミ

不味い界隈ではちょっと有名な魚、イスズミ
個人的には食べたことがない魚なんですが、人づての話では「不味い」という意見が圧倒的に多いので、今回は10位にランクイン。

なにやらかなり強めの磯臭さがあるんだとか…

別名も「ババタレ」「ウンコタレ」etc…
お世辞にも美味しそうとは思えないものばかりですね・・・。

なんだか闇を感じます。

【不味い魚】第9位 トビウオ

第9位にランクインしたのは、
皆さんご存じのトビウオ

魚界のアイドルですね。

「もちろん知ってるけど、食べたことはない!」

なんて人も多いのでは?

僕も今までトビウオを食べたことってなかったのですが…
先日に、ひょんなことから食べられる機会が!

缶詰タイプのトビウオ。

これは珍しい!と意気込んて食べてみると…

煮干しを凝縮したような、強烈な癖…。
強めのお酒で流し込みたくなるような、まさしく珍味。

正直、僕は苦手でした。

アゴ(とびうお)ダシは大好きなんですけどね…

【不味い魚】第8位 ニジマス

淡水の釣り堀で定番のターゲット・ニジマス
実は北米原産の外来魚だって知ってました?

他の外来魚と違って、なぜかVIP待遇ですが…

このニジマス、国内で見られるもののほとんどは養殖魚
つまり、養鱒場の環境や飼料がダイレクトに食味に反映される。

ほとんどの場合は、美味しく食べれるんですが…
場合によってはちょっと臭うことも!?

沼臭いというか、油臭いというか…

とはいえ、ほとんどの場合美味しいですよね。

不味いニジマスを探す方が困難かも?

最近増えてきた、ブランドニジマス的なのも超絶美味ですね!

【不味い魚】第7位 スズキ

通称シーバス。
上品な白身で基本的には美味しい魚・スズキなんですが、こちらも落とし穴が…

というのも、スズキは海水魚でありながら淡水にもかなり適応できる魚
餌を求めて河川に入り込み、居着いてしまうこともしばしば…

この河川居付き型のスズキは要注意
不味いと言われるスズキは高確率でこっち?

個人的には、黒っぽくて痩せてるスズキはリリース率高め。
食べるなら、沖育ちの銀色の個体がおすすめです!

【不味い魚】第6位 コイ

もはや食べる文化も一部の地方のみ?
日本を代表する淡水魚、真鯉

敢えてコイを食べなくても…

なんて声も聞こえてきそうですが、海なし県民である僕の鬼門になったのが、こちらのコイ。
父に手を引かれて初めて釣りに行ったのも、コイだった記憶があります。
きっと恋…

コイといえば、「あらい」に「鯉こく」
苦手でした。

今ではもはや、食べられるチャンス自体が希少かもですが、機会があればぜひ試してみてください!

長野県の蕎麦屋さんのメニューに「鯉こく」を発見した時は驚いたなぁ…

【不味い魚】第5位 イワナ

ここからは、動画でも紹介したシリーズ!

第5位はイワナ

基本的には美味しい魚のイメージなイワナ。
はい。
美味しいはずだったんです!

美味しくなかった原因は、おそらくサイズと調理法。

この時食べたのは、河川で野生化した大物(40cm程)のイワナ。

普段よく塩焼きで食べていた20cm程のイワナと比べると倍近いサイズ。

普段通りシンプルな塩焼きで食べてみたんですが…
これはちょっと失敗。

食味は硬くて、臭い。

時期の問題なのか、サイズの問題なのか…

いずれにせよ、もう少し凝った調理をすればよかったのかも?

次回は大人しくリリースしようと思います。

【不味い魚】第4位 ブリ

大好きな人も多いでしょう。

第4位にランクインしたのは、日本を代表する大型回遊魚ブリ。

僕も大好きな魚のひとつ。

ところが、まさかの第4位にランクイン。

理由は寄生虫の多さですね。

魚の寄生虫といえば、アニサキスが有名ですが、ブリにはブリの寄生虫。
その名も、ブリ糸状虫。通称ブリ虫。

実は天然ブリには割と高い確率で入っている(タイミングにもよるけど50%くらい?)こちらのブリ虫ですが、個体によっては寄生虫の巣窟状態になってることも…

もはやホラーです。

食欲は絶望的に萎えちゃいます。

このブリ虫、誤食しても人体に害はないとされていますが、メンタルへの影響は必須。

特に脂が少ない部位に多い傾向があるので、捌く際は要注意ですね。

料理は見た目も重要なので、今回は無念の第4位ということで…

【不味い魚】第3位 サバ

こちらも魚界のスーパースター的存在。

サバの生き腐れ。
サバを読む。

サバに例えた諺があるほど、サバの足が早い(傷みやすい)のは有名な話。

今回サバを第3位にランクインさせた理由は、まさにこの足の早さ。

鮮度・状態がいいサバといえば、塩焼き・しめ鯖・味噌煮にとなにをやっても美味い魚の代名詞ですが…
もちろん例外もアリ!

鮮度が悪かったり、脂が乗っていなかったり、ましてや寄生虫(アニサキス)でもいようものなら…

アタリ・ハズレの差が大きいこと。
そして、見極めが難しいことも含めて、今回は第3位に!(ハズレ個体)

僕は、安定のノルウェー産冷凍サバに完全にお世話になってます(汗)
釣り人としてはどうかと思いますが…

【不味い魚】第2位 カツオ

個人的には1・2を争うほど「好き」な魚であり、不味い魚の2位にも同時にランクインしたのがご存じカツオ。

それほど、個人的に注目してるということなのか…

こちらのカツオも、鮮度と状態が命。
鮮度よく、状態もいいカツオであれば、もはや右に出るものなし!

とはいえ鮮度が落ちよう物なら、完全に地獄です。

熟成とかは例外として、基本的にはカツオは鮮度が良いほど美味い!
つまり釣ったその日が一番美味くて、あとはどんどん劣化していきます。

3日目、4日目…
論外です。
火を通して食べることをお勧めします。

また、カツオを不味い魚たらしめる理由の2つ目が「ゴリガツオ(イシガツオ)」の存在。

なにそれ?

と思われる方も多いかもですが、こんな個体が一定の割合で存在するようです。

特徴としては、
身がゴリゴリで刺激的な味がする。(美味しくはない)
といったもの。

僕はこんな個体には未だ当たったことがありませんが、まことしやかに囁かれるこのゴリガツオ。
基本的には食べれたものではないようです。

しかも、外見からは判断がつかないんだとか…

そんなこんなを含め、苦渋の決断ではありますが、今回はカツオを第2位にしてみました。

【不味い魚】第1位 ブラックバス

一部のキワモノの間では人気のブラックバス。
美味いという人もいれば、不味いという人も…

いったい真実は…?

というわけで、個人的にはNGでした。

ちなみに、実際に僕が食べてみたのは「オーストラリアンバス」という近縁種。

厳密にいえば日本で見られる「ブラックバス」とは違う魚になりますが、今回は便宜上ブラックバスということで…

気になるお味の方は…

皆さんよく言われる「泥臭さ」が…

これに尽きます。

ちなみに調理方法は、シンプルに塩胡椒と小麦粉をまぶして焼いただけ。
おそらく調理方法や、締め方(この時は血抜き未実施)に問題があった気がします。

肉質・脂の乗りは悪くなさそうな感じだったので、環境条件や、調理方法によってはアリなのかも。

とはいえ、僕は二度とブラックバスは食べないと思います。

興味ある方は、臭い対策を万全にしてから試してみてください!

牛乳に漬け込むといいんだとか…?

全ての魚は美味くなり得る!?

というわけで、不味い魚を10種紹介してきました。
どの魚も共通して言えることは…

不味いばかりではない。

という点。

採れた季節や、鮮度。
血抜き・神経締め等の処理だったり・調理方法など…

工夫を凝らせばどんな魚も美味しくなり得る。

否、日本人は古来そうして工夫を凝らし、技術を磨いて魚を美味しく食べてきたはず!

つまり、魚が不味いのは己の技術の未熟さゆえ。

もちろん好き嫌いはあるとは思いますが…。

というわけで、
魚が不味いと嘆く前に、美味しい時期だったり食べ方の知見を深めるのも大切かなと感じた次第です。

命に感謝

命に感謝
では最後に本記事のまとめにはなりますが、
魚は命ある有限の資源。

巷では畜産物や養殖に対して
「動物が可哀想…」
的な意見が炎上したりしていますが…

釣りってその辺のバランス感覚が磨かれる良い趣味だと思ってます。(人間視点)

食べたい魚を狙って釣る。
不味い魚だからリリースする。
美味しく食べるために勉強する。

どれが正しいとかは分かりませんが、各々が命を尊重し、意見を持つのって良いですよね。

というわけで、今回の記事は以上です。

この記事のYouTube版はコチラ

最後まで読んでいただきありがとうございました。