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【ジギング】ドテラ流しを攻略する3つのポイント【迎えはチャンス】

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【ジギング】ドテラ流しを攻略する3つのポイント【迎えはチャンス】

ジギングする人「そもそもドテラ流しってなに?
「払い」はやり易いけど、「迎え」で釣れる気がしないなぁ。」

こんな悩みに応えていきます。
この記事では、
ドテラ流しとは何か?
を明確にして、その特徴や気を使うべきポイントついて解説していきます。

目次

この記事を書いている僕は、
アッキー@釣りだけして生きていく
YouTubeツイッターinstagramもやっています。

ドテラ流しを攻略する3つのキーワード【ジギング】

ドテラ流しを攻略する3つのキーワード【ジギング】

ドテラ流しを攻略する3つのキーワードは以下

角度

入力の強さとジグの動き

ギア比とラインスラック

とはいえ、
ドテラ流しを理解せずにコレだけ聞いても、意味不明だと思うので、先にドテラ流しについて解説していきます。

ドテラ流しとは?

ドテラ流しとは、船の横舷から風を受けて流していく操船方法。
エンジンやモーターなどの動力源を使わない流し方なので、風・潮流の影響で向きや速さが決まります。

・広範囲を狙える
・ターゲットに違和感を与えにくい

といった理由から、ジギングはもちろん、テンヤやティップランなど、様々な釣りで取り入れられている流し方です。

特にジギングにおいては、浅い根まわりを広く回遊しているヒラマサとの相性がよく、好んで取り入れられています。

進行方向

上でも説明した通り、ドテラ流しの進行方向は、風と潮流によって決まります。

例えば

風 :南→北(1)
潮流:南→北(1)

進行方向:南→北(2)

上のように、風・潮流が同じ方向動いていた場合は、船が流れる方向も同じ方向へ。
速さは、風と潮流の速さを足した数字になります。

続いて

風 :南→北(1)
潮流:北→南(1)

進行方向:(0)

風と潮流が、真逆で、全く同じ速さで働いた場合、船は止まってしまうことになります。

最後に

風 :南→北(1)
潮流:西→東(1)

進行方向:南西→北東(2)

といった感じで風と潮流が交差して作用している場合では、船は斜めに進んで行くことになります。

迎えと払い

船が横向きに流れていくわけですから、

払い:真下に沈めたジグが前方へと離れていく舷
迎え:真下に沈めたジグが船下方向へと入り込んでいく舷

この二面性が出てきます。

沈めたジグが船下にどんどん入っていってしまうなんて、想像しただけでやりづらそうですよね。

地域によっては、片舷流し(「払い」の舷のみで釣りをするスタイル)の場合もありますが、外房なんかの場合だと、交互に流すのが基本になります。

ドテラ流しで魚を釣るために

ここまでドテラ流しについて解説してきました。
勘がいい人ならもうお気づきですよね?

ジギングし易い舷(払い)より、ジギングし辛い舷(迎え)の方が、先にポイントに入っていく。
つまり、チャンスということですね。

このやり辛い「迎え」を攻略することが、ドテラ流しで魚を釣る為の鍵になってきます。

実際に、上手な人は、「迎え」でヒラマサを釣ってる率が高かったりします。
基本的に「払い」でしかやらないティップランで、1人で「迎え」側をやると無双することがあるそうです。

というわけで、ここからは、「迎え」の流しで僕が意識していることを紹介していきます。

ドテラ流しで魚を釣るために

僕が「迎え」のジギングで意識しているポイントは以下

角度

入力の強さとジグの動き

ギア比とラインスラック

順に解説していきます。

角度

船下に入るからやり辛い。
斜めになりすぎるからやり辛い。

この解決方法は意外と簡単です。

前方にジグをキャストして、船下に入り込む前に回収。
そして再投入。

常にやり易い角度。
常に自分の得意な角度を保てるとGOODですね。

スピニングタックルは必須なので、これからマイタックルを買う場合は、ぜひスピニングタックルを買ってください。

入力の強さとジグの動き

しゃくる強さと、実際のジグの動きに注目してみてください。

「迎え」の流しでは、
思ってたほどジグが動いてなかった!
なんてことが起こりがちです。

入力した力(しゃくった分)が、船がジグに近づく分だけ逃げてるイメージですね。

・払いの時よりシャープで力強い入力をする
・より水噛みのいいジグを使う

こんな方法で対策してください。

実際にジグがどれだけ動いているかは、確認が難しいです。
水が澄んでるポイントでは、回収時などに、どれだけ動いているか観察する癖をつけるのがおすすめです。

ギア比とラインスラック

上の話の続きにはなるんですが、
「迎え」の流しでは、船がジグに近づく分、ラインスラック(糸ふけ)も余分にでてしまいます。

余分に出てしまったラインスラックもしっかり回収できる、HG(ハイギア)タイプのリールがGOODですね。

いやいや、ラインスラックを出し過ぎないように、入力を弱くすればいいだろう!
いやいや、入力を弱くしたら、ジグが全然動かない!
いやいや、もっと動くジグに変えたらいいだろう!
いやいや、動くジグでも、ラインスラックを出さないと動かないだろう!
いやいや、ラインスラックを出したら回収しきれない!

この地獄のようなスパイラルに終止符を打つ為には、ハイギアのリールを用意するだけでOKです。

これからリールを買うよ!って方は、是非ハイギアリールを買ってください。
もうノーマルギアを買っちゃった!
って方は、ギア交換もおすすめです。

ちなみに僕は、PGに憧れて1度ギアを交換しましたが、2秒でハイギアに戻しました。

キャスティングするのもアリ

ここまでドテラ流しの「迎え」でジギングをする体で話を進めてきましたが、「迎え」だったらキャスティングもありですね。

ジギング・トップウォーター同じポイントで両方楽しめちゃうのがヒラマサ釣りの醍醐味だったりします。

なので、
どうしても「迎え」は苦手!
というなら、割り切って、トップウォーターを楽しむというのもおすすめの方法にはなっています。

実際よく釣れるし、釣れる魚も大きいし、ワクワクできる釣りなので。

まとめ

ドテラ流しを攻略する3つのキーワード【ジギング】まとめ
というわけで、
ドテラ流しについて、特に「迎え」の流しの攻略法を解説してきました。

要点をまとめると、

・ドテラ流しは「払い」と「迎え」の舷がある
・効率的に魚を釣る為には「迎え」の攻略が近道

「迎え」の流しを攻略するためには

・角度
・入力の強さとジグの動き
・ギア比とラインスラック

に気を使うと良い

というのが本記事の内容になっています。

ポイントに先にアプローチできる「迎え」の流し。
今まで「やりづらい方」と諦めていませんでしたか?

その「やりづらさ」を克服した先に、これまでキャッチできなかった1尾が必ずいます。

是非是非、はやめに克服して、ドテラ流しの釣りをもっと楽しんじゃいましょう!

というわけで、今回の記事は以上です。

ドテラ流しのジギングを動画でも解説!

ドテラ流しのジギングとリールのギア比の関係はコチラで解説

【ジギング】今更聞けないギア比の選び方

の記事も書いています。

参考にしてもらえると嬉しいです。

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。