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【お手入れ】リールの巻き心地が悪い!3つの解決策と原因を解説【ゴリ感・シャリ感】

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【お手入れ】リールの巻き心地が悪い!3つの解決策と原因を解説【ゴリ感・シャリ感】

巻き心地にこだわる人「最近リールの巻き心地が明らかに悪い!10万円もするリールなのにどうして!?
リールの巻き感をもっと滑らかにしたい!何か方法はないの?」

こんな疑問に答えます。

目次

この記事を書いている僕は、
アッキー@釣りだけして生きていく
YouTubeツイッターinstagramもやっています。

【お手入れ】リールの巻き心地が悪い!3つの解決策と原因を解説【ゴリ感・シャリ感】

奮発して高いリールを買ったのに、最近巻き心地が悪い。
同じリールのはずなのに、片一方だけ明らかに巻き心地が悪い。
まだ1~2回しか使ってないのに、ゴリゴリする。シャリシャリいう。

こんな悩みを持った方、多いのではないでしょうか?

これに対しての解決策は3つ。

新品に買い替える。

オーバーホール(分解点検修理)する。

修理orパーツ交換する。

いやいや待ってくれ!
そんな極端なことを言われても。。まだ1回しか使ってないし・・・。
何がなんでも壊れるには早すぎるだろ!

そんなあなたは、最後までお付き合いお願いします。
きっとリールと上手に付き合うヒントになるはずです。

そもそもなぜリールの巻き心地が悪いのか?

まずはコチラの写真を見てみてください。

そもそもなぜリールの巻き心地が悪いのか? そもそもなぜリールの巻き心地が悪いのか? そもそもなぜリールの巻き心地が悪いのか?

これがリールの巻き心地が悪い原因。
いわゆる、サビ・摩耗・腐食といった症状ですね。

本来なら、回らなきゃいけないはずのベアリングが錆び付いていて回らない。
削れてしまって噛み合わせが悪いギア。
鉄粉をたっぷり含んで汚れきったグリス。

巻き心地が悪くなることは容易に想像できますよね?

パーツは常に劣化の一途

これは当たり前ですが、新品のリールには、もちろん新品のパーツが組み込まれています。
そして、このパーツというのは、1度でも使ってしまえば劣化の一途をたどるわけです。
これも、当たり前のことですよね?
生き物と違って、自然治癒力みたいなのはありませんので…

使えば使うほど悪くなる。
空気や塩に触れてしまえば、使わなくても悪くなる。
基本的には劣化のへの一方通行。

使えば使うほど良くなる。
悪かった場所が自然に治る。

といったことはありません。(グリスが馴染んで巻きが軽くなることはある)

この悲しい現実を受け入れることも、リールと上手に付き合うためには必要ですね。

安いリール、高いリール値段の差は巻き心地の差?

ところで、安いリールと高いリール。
なんでそんなに値段が違うのかと聞かれたら、

耐久性の差だ!

と、声を大にして言いたいです。

もちろんこれは僕の、個人的な意見ですので悪しからず。

例えば釣具屋さんでの、新品リールの試し巻き。
「あっ!やっぱステラは巻き心地が違いますねー!」

ちょっとベタですが、僕はステラと2万円台のリールの巻き心地の差はわかりません。
目隠しされたら当てられない自信があります。
なので、そこまで敏感な感覚を持ってる人って、単純にすごいなと思います。

と、ここでの本題はそこではなく、

高級リールの真価は耐久性にこそある!

という点。

値段の差は耐久性の差

僕は現在

13ステラSW 8000HG

ギア比:5.6
実用ドラグ力(N)/(kg):196.0/20.0
最大ドラグ力(N)/(kg):274.4/28.0
自重(g):675
スプール寸法(径mm/ストロークmm):61/22
ナイロン糸巻量(号-m):5-275、6-230、8-160
PE糸巻量(号-m):3-410、4-300、5-250
本体価格(税別):119,000円

15ツインパワーSW 8000HG

ギア比:5.6
実用ドラグ力:137.2N/14.0kg
最大ドラグ力:274.4N/28.0kg
自重:635g
スプール寸法:61.0/22.0mm
ナイロン糸巻量(号-m):5-275、6-230、8-160
PE糸巻量(号-m):3-410、4-300、5-250
本体価格(税別):70,300円

上記の2機種を、主に近海のオフショアジギングに使用しているわけなんすが…
コチラの2機種
スペック的には大きな違いはないものの、値段には決定的な差がありますよね。

では、この値段差が、巻き心地に対する差なのか?
個人的には違う気がしています。

構造や材質に関しての話は、あまり詳しくないので、触れませんが…

大きく違いを感じているのが、修理・パーツ交換に掛かる費用。
ほぼほぼ同時期にオフショアジギングに導入した2台ですが、ステラSWの方がより長持ち?
パーツ交換に掛かる費用が少ないように感じます。

もちろん、細かいデータをとっているわけではないので、肌感にはなりますが…

より長く良い巻き心地を維持するために

話が少し脱線しました。
何が言いたいかというと、

・高価なほど巻き心地が良いってわけでもない。
・高価なリールでも劣化はする。

定期的なオーバーホールが現実的

というわけで、より長く良い巻き心地を維持するためには、定期的なオーバーホールが現実的です。
壊れる前に点検。
壊れる前に注油。
ですね。

自分でオーバーホール作業ができるという強者も中にはいますが、メーカーや専門店に依頼するのがおすすめです。

僕の場合はいつも10minutesさんに依頼しています。

詳しくはコチラ。
10minutes リールオーバーホール

仕上がりが早いのと、作業内容も細かく教えてもらえるので、助かってます。
オンラインでの依頼もできるので、遠方の方も是非お試しください。

簡単な修理は自分で修理もアリ

なお、ラインローラー・ハンドルノブのベアリング交換程度の簡単な修理であれば、自分でやるのもアリですね。
ラインローラーとハンドルノブのベアリングは、錆びる頻度が高いので、僕は自分で交換しています。

詳しくはコチラの記事にて

【リールが壊れた】いざという時焦らない為の対処方法

特に難しいことはないので、プラモデルが作れる程度に器用な方ならできると思います。
とはいえ、リスクもあるので自己責任にてよろしくお願いします。

【リールの巻き心地が悪い!】まとめ

【リールの巻き心地が悪い!】まとめ
というわけで、リールの巻き心地が悪い理由と対策を解説してきました。
まとめていくと、

・どんなリールでも、使えば劣化する。
=巻き心地は悪くなっていく。

なので、巻き心地を改善する方法は3つ

1 新品のリールに買い替える
2 オーバーホール(分解点検修理)依頼して、原因になっているパーツを交換する。
3 (原因がわかっている場合)自分で修理orパーツ交換をする。

現実的に考えたら、多分オーバーホールに出すという人が多いと思うので、もう1度僕の行きつけのリンクを貼っておきます。

10minutes リールオーバーホール

しっかりメンテナンスをして、いつも最高の巻き心地で、快適に釣りしましょう!

今回の記事は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

リールのオーバーホールについて、こんな動画も出しています。
よかったらどうぞ

https://youtu.be/QKSeLpdZkDs