【外房ヒラマサ】フロロ?ナイロン?失敗しないショックショックリーダーの選び方
ヒラマサアングラー「結局リーダーってどれを何mつければいいの?
上手な人はリーダーはどれを使ってるの?
ショックリーダーって何が違うの?」
こんな悩みに答えます。
この記事を読むと、外房ヒラマサジギング・キャスティングにおけるリーダーの選び方がわかります。
【外房ヒラマサ】フロロ?ナイロン?失敗しないショックショックリーダーの選び方
外房ヒラマサジギングでのショックリーダーの選び方
・擦れに強いことの意味
・ロングキャストの必要性
外房ヒラマサキャスティングでのショックリーダーの選び方
・リーダーとキャスト性能
・リーダーとルアーの操作性
・キャスティングで必要なリーダーの長さ
まとめ
【外房ヒラマサ】フロロ?ナイロン?失敗しないショックショックリーダーの選び方
ショックリーダーの選び方。
これは人によって色々な意見がありますよね。
釣り場の特性や、釣法によっても変わってきます。
結局どうしたらいいの?ってなってしまいますね。
結論を書くと、僕は外房で釣りをする場合
PE3号 + フロロカーボン12号(40lb 3~4m FGノット
キャスティング
PE4号 + ナイロン 20号(70lb) 2.5mくらい FGノット
PE5号 + ナイロン 26号(90lb) 2.5mくらい FGノット
このシステムで落ち着いています。
上記のシステムで釣りをしていてトラブルも気にならなくなったので、
それぞれ詳しく解説していきます。
外房ヒラマサジギングでのショックリーダーの選び方
ジギングではフロロカーボンのリーダーを使えという人が多いですよね。
では、ジギングでフロロカーボンのリーダーを使う理由ですが
擦れに強い
ロングキャスト必要性
このふたつがキーワードになると思います。
もう少し掘り下げていきます。
擦れに強いことの意味
外房のヒラマサジギングは、「ドテラ流し」と呼ばれる横流しのスタイルで、水深が浅い根周りのポイントを狙うことが多いです。
そして、水深が浅い根周りではカジメと呼ばれる海藻が乱立しています。
カジメは大きいものだと海底から2mほど伸びているので、カジメにPEラインが直接あたらない長さのリーダーをつける必要があります。
ここで注意して欲しいのは、ジグをキャストして、糸が斜めに入っている分も考えるということです。
リーダーの長さをカジメと同じ2mにした場合、糸が斜めに入っていると、PEラインに直接カジメが擦れてしまいます。
正確に計算する必要はないですが、少し余分の長さをとるのがいいでしょう。
この時に、あまりにリーダーを長く取りすぎると、扱いづらくなるので長すぎはNGです。
ロングキャストの必要性
ジギングにおいては、キャスティングほどキャスト性能を求められません。
しかし、ドテラ流しで浅いポイントを狙う場合は、ある程度のキャスト性能が求められる場面も多いです。
フロロカーボンの「擦れに強い」特性は捨てられないけど、キャスト性能も確保したい。
そこで考えて欲しいのが、
メインのPEとショックリーダーの結束方法
ショックリーダーの太さ
これらを見直すことでキャスト性能も確保することができます。
まずは、PEラインとショックリーダーの結束方法。
これは、完全にFGノットがおすすめです。
FGノットなら、強度を保ちながら結び目を最小限まで小さくすることができます。
ジギングをメインに釣りをしている人は、その強度からPRノットを好む人が多いです。
ですがPRノットの場合はその結び目の長さから、ガイド絡みなどのライントラブルを起こす場合が多いです。
これは、結束部分もリールのスプール内に巻き込んだ時のクセが原因だと思います。
実際に、中乗りをしていた当時に、お客さんのガイド絡みを直しにいくとほとんどがPRノットでした。
PRノットが必ずライントラブルを起こしているわけでありませんが、結束部分を短くするなど工夫が必要になります。
次に考えて欲しいのはショックリーダーの太さです。
フロロカーボンはその性質上、太くなればなるほどリーダー自体の張りが強くなり、ゴワゴワと扱いづらくなります。
これはキャストする際にも、ガイドに干渉してトラブルの原因になります。
上のトラブルを防ぐためには、
・結び目を綺麗にする
ことで改善できます。
自分で扱えるいちばん細いリーダーを選び、結び方も練習するといいでしょう。
最近では擦れに強く作られているナイロンラインなんかも発売されているので、そちらを使うのもいいかもしれません。
参考までに、リンクを貼っておきます。
外房ヒラマサキャスティングでのショックリーダーの選び方
次にキャスティングの場合を解説していきます。
フロロカーボンは擦れに強いけど、硬くて扱いづらいことを上で説明してきました。
ここまでを理解してもらえると、キャスティングのリーダーの選び方はもう大体わかると思います。
キャスティングでは
キャスト性能
ルアーの動かしやすさ
ある程度の耐摩耗性
この点について考えましょう。
リーダーとキャスト性能
キャスティングというだけあって、いちばんに注目するべきなのはキャスティング性能です。
「とはいえ、ヒラマサってヒットしたら根に潜るから心配。」
と思われる人もいるでしょう。
これはもう諦めてください。
厳しい言い方をするようですが、根まで行かれた時点であなたの負けです。
もちろんそれでもキャッチできたらラッキーですが。。。
根に擦れても大丈夫なように対策するより、根に擦られないようにファイトする技術を身につける方が現実的です。
では、本題です。キャスト性能を上げるために何に気をつけるべきか。
結び目の長さ・綺麗さ
リーダーのしなやかさ・太さ
リーダーの長さ
上の3つを考えることで、キャスト性能を高められます。
もちろんキャスト性能はロッドやルアーによるところも大きいので、気になる方はこちらの記事も読んでもらえたら参考になると思います。
では具体的にどうすればいいか説明していきます。
まずは結び目。
これはいうまでもなく、短ければ短いほどガイドへの干渉が減り、キャスト性能が高まります。
また
・端糸の処理が雑で引っ掛かりがある
・なんとなく見た目が汚い
こんな場合は要注意です。
結び目はキレイな方が空気抵抗なども減り、キャスト性能は上がります。
強度もキレイさに比例すると言われているので、素早くキレイに結ぶ練習は常にしておきましょう。
次にリーダーの太さとしなやかさです。
ジギングの項でも書きましたが、ナイロンリーダーも太ければ太いほどゴワゴワして扱いづらくなります。
また、PEラインとの結束部も太くなるので、こちらもできるだけ細くしてライントラブルを事前に防ぎましょう。
リーダーとルアーの操作性
次にルアーの動かしやすさです。
ナイロンは、フロロカーボンより水になじみ、伸びのある素材です。
これもナイロンのメリットのひとつで、これはルアーの動かしやすさに大きく影響します。
特にトップウォータープラグの操作しやすさに影響が大きいので、試しにフロロカーボンのリーダーでもトップウォータープラグを動かしてみるのもいいでしょう。
細かいことのようですが、トップウォータープラグを多用するヒラマサキャスティングにおいては見逃せない部分なので、ぜひ気を使ってみてください。
キャスティングで必要なリーダーの長さ
最後にリーダーの長さですが、リーダーは短ければ短いほどトラブルが少ないです。
では、極短にすればいいか?と聞かれたら答えはNOです。
リーダーの長さは、狙う魚の体調+αくらいがいいでしょう。
ナイロンラインであれ、PEよりはずっと摩耗耐性が高いです。
このことは、ヒットした魚の体に擦れた時に恩恵があります。
釣り上げられたマグロ類なんかをみるとわかりやすいですが、ヒットした後、糸はかなり魚体に擦れてます。
リーダーが短すぎた場合、直接PEラインが魚に擦れることになり、非常に危険です。
中には、リーダーとPEの結束部分をリールに巻き込むことを嫌うアングラーがいます。
僕も昔そうでしたが、これはリーダーをひとつ細いものに変えたら改善したので、気になる場合は試してみてください。
また、長いロッドを使うことで、結束部分をリールに巻き込まなくてもリーダーをある程度長くつけられます。
高身長の人なんかはこっちがいいかもです。
まとめ
ここまでジギングとキャスティングのパートに分けてショックリーダーを選ぶ際に考えるべきことをまとめてきました。
上記のことを考えた結果、僕の場合は
PE3号 + フロロカーボン12号(40lb 3~4m FGノット
キャスティング
PE4号 + ナイロン 20号 (70lb) 2.5mくらい FGノット
PE5号 + ナイロン 26号(90lb) 2.5mくらい FGノット
このシステムで落ち着いています。
もちろん
・ロッドの長さや強さ
なんかの違いでもベストなリーダーは変わってきます。
今回の記事でまとめてきた考え方を参考に、自分にとって一番使いやすくトラブルが少ないリーダーを選びましょう。
もちろん最初はこのセッティングや知り合いのセッティングを真似するところからでもOKです。
今回の記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。