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なぜ、釣れない?グロー系ジグの真の実力と出しどころ

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なぜ、釣れない?グロー系ジグの真の実力と出しどころ

ジギングアングラー「グローカラーのジグって釣れないの?
グローのジグはいつ使えば良いの?
グローのジグで釣ったことないなー…」

こんな悩みに答えます。

この記事では、グローカラーのジグの使い方、苦手意識を克服できるような情報を解説していきます。

目次

この記事を書いている僕は、
アッキー@釣りだけして生きていく
YouTubeツイッターinstagramもやっています。

グローカラーのジグもかなり好きで、状況によっては、いい思いも出来たので、今回は記事にまとめていきます。

なぜ、釣れない?グロー系ジグの真の実力と出しどころ

なぜ、釣れない?グロー系ジグの真の実力と出しどころ

グローカラーのジグを持っていますか?
昔は「釣れない色」と言われていた(?)らしいカラー。
今では各メーカーから

オールグロー

ゼブラグロー

グローベリー

など、一定数のグロー系カラーがリリースされていて、実績も高い人気カラーです。

とはいえ、そんなグローカラーに苦手意識がある人も多いのでは?
確かにグロー(蓄光)は、光の波長を基準としたカラーローテーションからは外れていて、かなり特殊なカラーです。
水中で実際どう見えているかも謎ですし、魚が何と思ってバイトしてくるかも謎です。

しかし、魚がよく釣れるのは確か。

今回は、グローカラーの使い方や出しどころを、ただのオカルトにしないよう、実経験も交えて解説していきます。

イカパターンの話

グローカラーを語る上で、外せないのがこのイカパターン。

イカを捕食している魚に対して、グローカラーが効果を発揮する。という話です。
漁師やベテランアングラーの中でも、これを言う人が多いです。

恐らく、グローカラーが流行っている最有力な要因がこの「イカパターン」だと思われます。

青物が甲殻類もよく食べる話

青物は、エビやカニなど甲殻類も好んで捕食します。
甲殻類が水中で発光しているかどうかは不明ですが、小魚なんかに比べるとまだイメージしやすいのではないでしょうか。

僕が釣船スタッフをしていた外房の海では、5月〜6月くらいにヒラマサが「メガロパ幼生」を好んで捕食していることがありました。

メガロパ幼生というのは、
エビや蟹の幼生で、体調は5mm程。
水面付近を浮遊している。
過去に1度バケツに捕獲してみたことがあり、その時はレインボー?マジョーラカラー?な感じに発光しました。

この頃のヒラマサは、「春マサ」などとも呼ばれ、中層より上、かなり上のレンジでもアタリが出ることで有名です。

もしも、ヒラマサがこの浮遊しているメガロパ幼生を追って上のレンジにいると仮定するなら、グローカラーを選択肢の1つとして持ち込むのも面白そうですね。

光の波長の話

では、このグローというのは一体どんな色なのか。

グローカラーは、光の波長を元にしたカラーローテーションからは外れたかなり特殊な色です。
光の波長の話はピンクのメタルジグをおすすめする理由【ジグのカラー論】で解説しています。
一般的には

・濁り潮
・曇天のローライト
・夜釣り

の時のアピールカラーとして位置付けられていることが多いです。
かなりアピールが強い色なので、使う状況を間違うとすぐに魚がスレてしまうと言われています。

確かに、発光体なのでアピールは強そうです。
同じポイントを何回も通していたら、魚に見切られるのが早いのも、なんとなくうなずけます。

では、このアピールの強さを「ドテラ流しの乗り合い船」で使った場合どうなるか。
「ドテラ流し」については 外房ヒラマサ完全攻略【保存版】 の記事で解説しています。
かなり効率的だと思いませんか?

ドテラ流しは、よほどのことがない限り、同じポイントの同じラインを流すことはありません。
釣りをしていると気付きづらいですが、流すラインを微妙にずらして、広い範囲を探るような操船をします。

なので、魚は基本的に「ルアーを初めて見た」と想定して話を進めます。

スレていない魚がヒットするルアーの条件は

一番最初に見たルアー

一番目立っていたルアー

に集中すると容易に予想できますよね。

だとすれば、セオリー通りの条件以外でもグローが効果があるんじゃないか?
釣り人としは、当たり前の疑問だと思います。

実際に試したところ、僕はむしろ、晴天の澄み潮でこそグローカラーで釣果をあげています。

まとめ

なぜ、釣れない?グロー系ジグの真の実力と出しどころ なぜ、釣れない?グロー系ジグの真の実力と出しどころ

今回は、グローカラーについて解説してきました。

前提として

・魚からどう見えているか
・魚がなんだと思ってバイトしてくるか

なんかは全て想像です。

どんな偉人の言葉でも、魚と話ができない限りは同じです。

とはいえ、グローカラーで釣果が出ているのは事実。

ゼブラグローのシマシマが、何かの魚なの稚魚に見えているのか。
ただただ、ぼんやり見えているだけなのか。イカに見えるのか。

自分なりの仮説を立てて実証していくのは割と釣りの醍醐味だったりします。

今回僕が出した1つの答えは、
「晴天の澄み潮でグローカラーがめっちゃ効く」
ということです。

もちろん、これも魔法じゃないです。
釣れないことだってありますが、カラー選びのひとつの選択肢として、グローカラーはいかがですか?

今回の記事は以上です。

では良いジギングライフを!