初心者必見!渓流ルアー釣りの始め方【3ステップで解説】
渓流ルアー釣り始めたい人「ルアーでヤマメやニジマスを釣ってみたいなぁ…
渓流で釣りなんて涼しくて気持ちよさそうだなぁ…
渓流でルアー釣りしてみたいけど、難しそうだなぁ…」
こんな悩みに答えます。
渓流でルアー釣りを始めようと思ってる方必見!
緑に囲まれた美しい渓流で、ヤマメやイワナ、ニジマス達に癒されに行きませんか?
今回の記事では、これから渓流でルアー釣りに挑戦してみたい!という方が、実際に渓流に行って困らないための「渓流ルアー釣りの始め方」というテーマで解説していきます。
初心者必見!渓流ルアー釣りの始め方【3ステップで解説】
①河川の基本情報を調べる
②タックル(釣具)を揃える
③出発
渓流ルアーの始め方 具体的な釣り方解説
渓流釣りのルールとマナー
まとめ
海なし県に生まれ、物心ついた頃から渓流で釣りや野遊びをしていました。
行動範囲が広がってからは海釣りなんかも手を出しますが、隙をみては散歩がてら渓流に釣りに行きます。
エキスパートではありませんが、ながくゆるく渓流のルアー釣りを楽しんできた僕の記事を少しでも参考にしてもらえれば幸いです。
初心者必見!渓流ルアー釣りの始め方【3ステップで解説】
早速ですが、渓流ルアー釣りの始め方を3つのステップで解説します。
①河川の基本情報を調べる
まずは、釣りに行きたい河川を基本情報を調べましょう!
河川を管轄している漁業組合のサイトなんかをみるとすぐに調べることができます。
・遊漁券の種類・値段・販売場所など
・入渓場所・駐車場・禁漁区間など
・ヤマメやニジマスの放流は行っているか
・できれば最近の釣果
上のことを重点的に調べてみてください。
秋〜冬の間は禁漁期間になっている河川がほとんどなので、事前に「釣りをしていい期間」なんかを正確に把握しておきましょう。
渓流ルアーの時期に関しては【渓流ルアー】ベストシーズンと時期ごとの攻略まとめの記事でも詳しく解説しています。
また、河川は漁業組合が管理している場合がほとんどです。
必ず遊漁券を購入して釣りをしましょう。(コンビニとかで売ってる場合も多いです。)
最近の釣果なんかをみておくと、モチベーションも上がります。
フィッシュパスという便利なアプリがあるので、こんなのも参考になります。
https://www.fishpass.co.jp/news/
②タックル(釣具)を揃える
釣行する河川が決定したら、タックルを揃えましょう。
今回は、「これから渓流ルアー釣りを始める人」が最低限必要になるものだけを厳選して紹介していきます。
ロッド(竿)
5ft~6ftの「渓流」「ネイティブトラウト」などと表記されたものを選びましょう。
「エリア」向けのものだと、極端に柔らかかったりするので、渓流では使いづらいです。
値段は5000円くらいの物から、高額な物だと10万円に迫るようなものまであります。
最初はそんなに高価なものは必要ないですが、ある程度「これだ!」と思ったものを買いましょう。
デザイン的に気に入らなかったりすると、すぐに買い換えるハメになるんでね…
ロッドに関して、こんな記事も書いているので読んでもらえたら参考になると思います。
人気渓流ルアーロッドまとめ17選【選び方のコツも解説】
リール
シマノ製またはダイワ製の1000〜2000番のものを購入しておけば間違いないです。
最近のものだと、3000〜5000円で購入できる廉価版でも充分すぎるスペックがありますね!
僕はシマノのセドナというリールを愛用しています。
念の為リンクを貼っておきます。
自分で分解してメンテナンスができる方であれば、ヴィンテージリールなんかもカッコイイですね。
ただ、性能や使い心地は最近のリールの方が格段に上なので、コスパを求めるなら新しいリールを選びましょう。
ライン(糸)
ナイロンの5lb蛍光色のものが使いやすいです。
結構色んなメーカーから出ているので、好きなメーカーがある場合はそれを購入してください。
おすすめ商品のリンクも貼っておくので、特にこだわりがないのであれば、これで間違いないです。
ルアー
さて、いよいよルアーです。
これは人によって言うことが違いますが、僕からおすすめしたいのは、シンキングタイプ(沈む)のミノーです。
スプーンも定番なんですが、慣れるまで使い方が難しいので、初心者はまず4~6cm5g前後のシンキングミノーを3〜5個くらい持っておくのがいいでしょう。
おすすめのものをいくつか貼っておきます。
おすすめのルアーについてはこんな記事も書いています。
スナップ
ルアーの交換に役立つ金具です。
市販されているものなら、どれでも大丈夫ですが、念の為使いやすい商品のリンクを貼っておきます。
ハサミ
糸を結んだ端糸なんかを切るためのハサミです。
専用のラインカッターなんかもあります。
爪切りとかでも代用可です。
収納ケース
ルアーやスナップは、釣行前にパッケージから出してケースにまとめておきましょう。
未開封のまま持ち歩き、風で飛ばされたりすると渓流にゴミを残してしまいます。
100円ショップのものでも大丈夫ですが、専用のものが使いやすいです。
ウェーダー
渓流で釣りを楽しむためには、ウェーダーが必須です。
高価なものじゃなくても大丈夫なので、必ず購入しましょう。
念の為リンクを貼っておきますが、釣具店などに行って試着してから買うのがベストです。
以上、初心者がまず揃えるべきタックルを紹介してきました。
まずはこれを揃えないと始まりません。
最初は費用はかかりますが、揃えてしまえば長く使えるものばかりですので、思い切って揃えましょう。
服装や、その他あると便利なグッズは渓流ルアーを100%楽しむための服装や装備まとめでも紹介しています。
③出発
では釣行当日、忘れ物がないことを確認したら出発です。
河川に向かう途中、「遊漁券」の購入も忘れずに。
渓流ルアーの始め方 具体的な釣り方解説
さて、準備万端で渓流にやってきました。
ここからは、実際の狙い方・釣り方を具体的に説明していきます。
まずはシンキングタイプのミノーをセッティングしましょう。
そして、
こんな感じに岩とかあって、ちょっと水深がありそうなポイントを探します。
この場合だと○の部分を狙ってルアーを投げ入れます。
そして、川の流れに乗せながらお目当ての
・岩の近く
なんかを通していきます。
この時にポイントなのが、ルアーが水面に飛び出さない程度に竿先を上げておくことです。
あんまり竿先を下げてしまうと、ルアーが岩に引っ掛かり安いので注意です。
ルアーは巻くだけでも釣れますが、岩の後ろなんかのちょっと流れが弱そうなとこで、竿先を少しチョンチョン煽ってやるのもアリですね。
それで食わすとテンション上がります。
基本的には、こんな感じで5〜6投くらい投げたら次の場所へと、テンポよく渓流を登っていけばOKです。
あと2パターンくらい画像を載せておきます。
それでも釣れない場合はこちら。
渓流ルアー釣れない理由と対策【具体例5つ】
渓流釣りのルールとマナー
渓流釣りでトラブルを避けるために、ルールとマナーについて紹介します。
先行者の追い越し禁止
先行者の追い越し禁止
渓流釣りで一番有名な?基本的な?マナーですね。
渓流での釣りは、餌釣りルアー釣り問わず上流へ向かっていく場合が多いです。
そこで、先行者がいた場合は追い越してはいけません。
渓流釣りのターゲットになる魚は、警戒心が強いことでも有名です。
先行者の後だと、極端に釣りづらくなります。
釣りをしていて先行者を確認した場合は、大きく移動することをおすすめします。
また、河川によっては鮎釣りの人なんかがいる場合があります。
鮎釣りは移動が少ないので、追い越したくなることもあると思います。
その時は、まず一声かけてみましょう。
ほとんどの場合、快く先を譲ってもらえます。
駐車場問題
渓流釣りをする際、駐車場には悩むと思います。
漁協が駐車場を設けてくれてあればいいのですが、実際はそうとばかり限りません。
そこで、河原なんかに駐車することになると思いますが、地元の人には絶対迷惑をかけてはいけません。
具体的には、路駐や田んぼの脇なんかに勝手に駐車するのは避けた方がいいですね。
たまに遊びに行くだけの我々と、毎日迷惑を被ってる地元民との間には温度差があります。
多少歩かなきゃいけなくても、私有地っぽい場所は避け、広くなった河原や漁協が案内している駐車場を利用しましょう。
稚魚のリリース
魚は、限りある資源です。
稚魚はリリースを徹底しましょう。
具体的には15cm未満の魚の再放流を促してる漁協が多いようです。
確かに渓流魚の塩焼きなんかは最高に美味しいです。
しかし、それも魚ありきです。
持ち帰りは必要な分だけにし、稚魚は必ずリリースしましょう。
「釣って楽しく、食べて美味しい」こんな素晴らしい遊びを長く続けるためには、釣り人ひとりひとりのモラルが必要不可欠ですね。
ゴミを残さない
取り立てて書くほどのことではないと思いますが、ゴミは捨てちゃだめですね。
子供でもわかりますね。
糸くずとかルアーのパッケージとか、実は地味に多いです。
萎えますよね。
せっかく綺麗な自然の中で、ゴミは目にしたくないものです。
この記事を読んでくれているあなたは、うっかりでもゴミを残してこないような対策をしてから釣りにいきましょう。
まとめ
渓流ルアー釣りの始め方を、実際に初心者が川に行って困らないようできるだけ細かに解説してきました。
この記事だけ理解してもらえれば、渓流でルアー釣りデビューできるはずです。
正直最初は「何がわからないのかも分からない。」ような状況だと思います。
マナーとかも色々あって「面倒臭そう!」って思うかもです。
でも、まずは動いてみないことには始まりません。
実際に釣りしてみて、足りないものがあれば買い足せばいいです。
マナーやルールなんかも、釣り場であった人に挨拶さえしておけば何とかなることばかりですし、運がよければポイントを教えてもらえたりします。
まずは失敗を恐れず行動してみましょう!
きっと良い渓流ライフが待ってます。
今回の記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。