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【徹底解説】ヒラマサとは【3つの視点から解説】

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ヒラマサとは

ヒラマサについて知りたい人「ヒラマサってどんな魚なんだろう
ヒラマサって、ブリとは違うの?」

こんな悩みに答えます。

この記事を読むと、ヒラマサとはどんな魚なのかが詳しくわかります。

この記事を書いている僕は、
アッキー@釣りだけして生きていく
YouTubeツイッターinstagramもやっています。

ヒラマサ偏愛者です。

もくじ

ヒラマサとは
釣り人からみた「ヒラマサとは」
ダイバーからみた「ヒラマサとは」
食材としての「ヒラマサとは」
まとめ

ヒラマサとは

ヒラマサとは
結論を先に書いておきます。

ヒラマサとは、スズキ目アジ科に分類される魚です。

日本では、ブリ・カンパチと並べて「青物御三家」と呼ばれることもあります。
ブリと違って出世魚ではないですが、

・マサ
・ヒラス
・ヒラサ
・テンコツ
・ヒラソ
・ヒラソウジ

などの地方名があります。
また、釣り人の間でも、大型のヒラマサを

・大マサ
・デカマサ
・夢マサ

なんて呼ぶ人もいます。

今回はそんなヒラマサについて、3つの視点から見て解説していきます。

釣り人からみた「ヒラマサとは」

ヒラマサといえば、多くの釣り人の憧れの的なんじゃないでしょうか?
特出すべきは、その引きの強さ。

「糸を切られた。。。」

「竿を折られた。。。」

なんていうことはもちろん、

「海に引きずり込まれた!」

なんて話まで飛び出すから驚きですね。

また、大型が狙えるという点でも人気で、現在世界記録に認定されているヒラマサは、日本の千葉県で釣り上げられました。
詳しい内容は【世界記録】外房ヒラマサ49.5kgの記事でも書いているので、気になる方はご覧ください。

北海道南部から九州南部にかけて幅広く生息していますが、個体数が少ないため、狙える場所は限られています。
ヒラマサ釣りは、九州北部や千葉県の太平洋側で特に盛んで、ヒラマサ専門の釣り船なんかも数多くありますよ。

毎年20kg30kgのモンスター級のヒラマサが釣り上げられていて、かなり夢が見れる釣りです。
ヒラマサ釣りの船宿については、こちらの記事で詳しく書いていますので、気になる方は読んでもらえると嬉しいです。

【外房】オフショアヒラマサ釣り失敗しない船宿の選び方

ダイバーからみた「ヒラマサとは」

ヒラマサが特別視されているのは、釣り人に限った話ではありません。
ダイビングの世界でもまた、特別な魚としてとりあげられることがあります。

ダイビングでヒラマサが見れるポイントは、関東だと伊豆や外房、他には九州や山陰地方などが有名です
ヒラマサを求めてわざわざ遠征に出向くダイバーも少なくないようです。

また、スピアフィッシング(銛突き)においても人気のターゲットで、大きなものだと20kgを超すヒラマサを突く人もいるから驚きです。
英名の「King fish」とはよく言ったもので、大型のヒラマサはまさに海の王者。
成人男性を引っ張り回すほどの力を持っているそうです。

比較的浅場を好む魚なので、「体験ダイビング」や、一番初歩のライセンスで潜れる範囲内で遭遇できるのも嬉しいですね。

ダイビングに関して、こんな記事も書いているので、興味がある方は見てもらえると嬉しいです。
【ダイビング】オープンウォーターライセンスを取得する方法

食材としての「ヒラマサとは」

食材としてのヒラマサとは

ヒラマサは、食べて美味しいことでも知られています。
ブリと比べると透き通った身で、血合いの色も鮮やかなオレンジ色をしています。
脂は比較的少なく、甘味が強いのが特徴です。
肉質は硬く筋肉質で、締めたてのものは弾き返されるほどの歯応えがあります。

血の量が多い魚なので、「血抜き」の処理をしていないものは臭みが出やすく、身の色も悪くなります。
ご自身で釣った場合は、必ず「血抜き」と「神経〆」を施しましょう。

「血抜き」や「神経〆」をきちんと施したヒラマサは、比較的長いあいだ熟成させても生臭さが出ません。
しっかり熟成されたヒラマサの刺身は、上品な甘味があり、肉質もしっとりと柔らかく絶品です。

加熱する場合は、身が硬くなってしまうので注意が必要です。
焼き過ぎには気をつけましょう。
天ぷらやムニエルなど脂を添加するような調理法と相性がいいですよ。

冬が美味しい「ブリ」に対して、ヒラマサの旬は夏。
夏に美味しい魚はそれほど多くないので、その点でもプロからは喜ばれるそうです。
見た目はブリに似ていますが、食材としてはカンパチに似ている感じですね。

青物全般に言えることですが、季節や産地によっては「ブリ糸状虫」と呼ばれる寄生虫がいることがあります。
ブリ糸状虫は、その名の通りミミズのような糸状の寄生虫で、色は赤っぽいものが多いです。
「アニサキス」とは違い、誤って食べてしまっても人体に害はありませんが、気持ちが良いものではないので、捌く際はよく見るようにするのがいいでしょう。
この寄生虫は、基本的には天然物にしかついていないと言われているので、気になる方は養殖のヒラマサを選ぶのもアリですね。

まとめ

今回の記事では、
「ヒラマサとは」という疑問に対して、3つの視点から解説しました。

ヒラマサって、普通に暮らしているとなかなか目にすることがない魚ですよね。
ブリと引き合いに出されることが多い魚ですけど、正直みたことない人がほとんどだと思います。

そんな知名度が低いヒラマサですが、今回の記事でも解説した通り、なかなか魅力的な魚です。
スーパーや鮮魚店などで目にした際は、是非手に取ってみてはいかがでしょうか?