【入門】失敗しない!青物ジギングの始め方【4ステップで解説】
青物ジギング始めたい人「青物ジギングを始めてみたいけど、まずはどうすればいいの?
オフショアで大きい魚を釣ってみたい!
釣りが初めてだけどジギングで青物釣ってみたいなぁ…」
こんな悩みに答えます。
目次
- 青物ジギングの始め方 【4ステップで解説】
- 【青物ジギングの始め方】ステップ①:船宿の予約
- 【青物ジギングの始め方】ステップ②:タックルの準備
- 【青物ジギングの始め方】ステップ③:集合、受付
- 【青物ジギングの始め方】ステップ④:実釣
- 青物ジギングで狙える主なターゲット
- 青物ジギングのスキルは他の釣りにも応用可
青物ジギングを愛してます。
過去の失敗や経験をもとに、
完全初心者が『失敗しないための青物ジギングの始め方』をまとめていきます。
青物ジギングの始め方 【4ステップで解説】
ステップ②:タックルの準備
ステップ③:集合、受付
ステップ④:実釣
【青物ジギングの始め方】ステップ①:船宿の予約
まずは予定を決めて船宿を予約しましょう。
船宿選びについては、こちらの記事で詳しく書いているので読んでみてください。
船宿選びの参考として、コチラの動画もどうぞ
最初は、「レンタルタックル(貸竿)」が用意してある船宿を選ぶのが便利です。
「俺は最初からマイタックル揃えて行くぜっ!」
って人はこちらの記事も参考になると思うので読んでみてください。
この時に、以下のことを必ず確認しておきましょう。
・使用するジグの重さ
・レンタルタックル(貸竿)の有無と料金
・釣り座の確保方法と集合時間/集合場所
「ルアー青物」で出船するかどうか
青物のジギングは、「キャスティング」の釣りと総称して「ルアー青物」などと紹介されることがあります。
ややこしいですが、覚えておきましょう。
また、船宿によっては「ルアー青物」以外の釣りもので出船することがあるので、予約の際に必ず「ルアー青物」「青物ジギング」だということを伝えましょう。
使用するジグの重さ
ジギングにおいてジグ選択は命です。
必ず最初に
「使用するジグの重さ」
を確認しておきましょう。
レンタルタックル(貸竿)の有無と料金
船宿によっては、レンタルタックルが予約制だったりします。
予約の時に確認しておくと、現地で焦らずにすみますね。
釣り座の確保方法と集合時間/集合場所
これについても、船宿によって違いがあります。
直接船に集合するケースや、一旦別の場所で受付をしてから船に向かうケースなどがあるので、確認しておくと当日スムーズです。
そして忘れないで欲しいのが、「釣り座の確保方法」です。
せっかく早く集合しても、「釣り座の確保方法」を知らなかったために、釣りしづらい席になってしまったなんてことがよくあります。
忘れずに確認しておきましょう。
【青物ジギングの始め方】ステップ②:タックルの準備
「えっ?レンタルタックル借りるんだけど。。。」
って思うかもしれません。
ほとんどの場合で、レンタルタックルに含まれるのは「竿とリール」だけ!
ルアーや、他の小物類は自分で用意して行く必要があります。
必ず用意するものリスト
・針(フック)
・接続金具(スプリットリングと溶接リング)
・プライヤー
・クーラーボックス
・レインウェア/長靴
ルアー(ジグ)
これがないと始まりません。
色や形状、選択肢が多すぎて迷うかもしれません。
青物の場合は、色(カラー)はそこまで気にしなくても大丈夫なので、好みの色の「セミロング〜ロング」タイプのジグを選べば問題ないです。
ジグのカラーで迷った場合はコチラ
最初は、同じ商品を別々の重さで3〜5本用意するのがいいでしょう。
例えば、「同じ重さを色違いで数本」みたいな買い方はあまりおすすめしません。
使わない色が出てきてしまい、ムダが多いです。
40本も50本もジグを買う予定なら別ですが、基本的には重さ(g)違いを買った方がムダがありません。
おすすめの商品のリンクを貼っておきます。
針(フック)
針も、必ず必要になります。
具体的には、3/0~7/0と表記がある「シングル」の「アシストフック」を選びましょう。
また「シングル」の方が圧倒的にメリットが多いので、初心者はシングルを選ぶのがいいでしょう。
青物ジギングでは、この「アシストフック」をジグの頭側に1つ付けておくだけでOKです。
こちらもおすすめリンクを貼っておきます。
アシストフックについては【青物ジギング】アシストフックと正しいセッティング方法の記事でも詳しく解説しています。
接続金具(スプリットリングと溶接リング)
青物のジギングでは、ルアーや針の接続に
・「溶接リング」溶接されたリング(プレスリングでも可)
を使います。
「スナップ」は強度が弱いのと、おまつりの原因になりやすいので、必ずスプリットリングを使いましょう。
※アシストフックに「溶接リング」が付いている場合は「スプリットリング」だけで大丈夫です。
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プライヤー
「スプリットリング」を開き、ルアーを交換するために、プライヤーが必要です。
強度が強い「スプリットリング」を爪で開こうとすると、怪我に繋がるので、必ずプライヤーを使いましょう。
バスやトラウト用の小さいものではなく、オフショア用の大型のものを用意しましょう。
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クーラーボックス
釣った魚を持ち帰る場合は、必ず必要になります。
食事や飲み物を冷やしておくのにも便利です。
初期投資としてはかなり高価ですが、1度買ってしまえば10年以上使えます。
本格的に釣りを始めようと思うなら、買ってしまった方がいいです。
シマノやダイワなど、大手釣具メーカーから発売されているものが、船の上では便利です。
大きさは45L〜50Lくらいのものが汎用性が高くおすすめです。
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レインウェア/長靴
オフショアでの釣りは、レインウェアと長靴で臨みましょう。
※夏場は海パン&クロックスなどでもOKです。
沖では波しぶきを受けるので、晴れていてもずぶ濡れになります。
船釣り専用のレインウェアは高価なので、ワークマンなどの作業用カッパなんかでも大丈夫です。
欲を言えば、パンツタイプよりサロペットタイプの方が濡れないのでおすすめです。
見た目を考慮しなければ、漁師合羽が最強です。
念のためリンクを貼っておきます。
【青物ジギングの始め方】ステップ③:集合、受付
いよいよ当日。
予約時に指定された場所に集合し、受付を済ませましょう。
必要な場合は、「ライフジャケット」もここで借りてください。
集合する前に、食糧や飲み物の購入、トイレなど済ませてから集合すると現場で焦らなくていいですね。
船宿や船のトイレって、朝、意外と混んだりするんで、、、
できれば30分くらい前には到着し、以下のことを済ませておきましょう。
・タックルの準備
・着替え
・酔い止め薬の服用
釣り座の確保
予約の時に確認しておいた方法で釣り座を確保しておきましょう。
船の4つ角のどこかがとれれば理想的ですが、無理そうなら船長に近い場所というのもありですね。
わからないことはすぐに聞いちゃいましょう!
一番釣れる釣り座の選び方はコチラ
タックルの準備
ステップ②で用意しておいたタックルをまとめて、すぐに船に持ち込めるように準備しておきましょう。
レンタルタックルを借りれた場合は、ルアーを結んでおきましょう。
着替え
カッパに着替えて、すぐに船に乗り込めるようにしておきましょう。
酔い止め薬の服用
普段から船に乗っている人なら大丈夫ですが、初めての人は必ず酔い止め薬を飲んでおきましょう。
高い乗船料を払って、船酔いで釣りができないと勿体ないですよね。
保険だと思って飲んでおくのが絶対おすすめです。
船酔いが心配な方はコチラ
【青物ジギングの始め方】ステップ④:実釣
では、いよいよ実釣です。
釣りを始める前にまず、ドラグを確認しましょう。
青物ジギングでは大体3〜5kgくらいのドラグに調整しておく必要があります。
不安な場合は、船長やスタッフに事前に見てもらいましょう。
ジギングの基本的な動作
②着底の確認
③糸ふけをとり、しゃくり始める
④ジグが水面まで上がってきたら①〜③を繰り返す
⑤ヒットしたら、まずアワセ
⑥焦らず止まらず巻き続ける
⑦水面〜ネットイン
①ジグの投入
ジグを軽くキャストして投入しましょう。
大遠投は必要ないので、最初は「5m先に落とす」くらいの気持ちで「下投げ」で投入してみましょう。
②着底の確認
リールから出て行く糸(ライン)に軽くテンションをかけながらジグを沈めていきます。
海底につくと、一瞬だけフワッと糸が止まるので、ここでリールの「ベール」を返しましょう。
③糸ふけをとり、しゃくり始める
ジグが着底した時、糸はたわんでいます。
まずはリールを5回転くらい高速で巻き、この「たわみ」をとりましょう。
「たわみ」がとれて、竿先にジグの重みを感じたら「ワンピッチワンジャーク」でしゃくり始めましょう。
ワンピッチジャークの理屈を解説した動画
最初はピッチが合わずにギクシャクするかもしれませんが、しばらく続けていると慣れてきます。諦めずに続けてみましょう。
④ジグが水面まで上がってきたら①〜③を繰り返す
水面までしゃくってきたら①〜③をまた繰り返しましょう。
また「水深の半分くらいまでしゃくって、また沈め直す」のも効果がある場合があります。
⑤ヒットしたら、まずアワセ
ヒットした場合は、まずは大きく竿をあおって「アワセ」を入れます。
この「アワセ」で魚の口に針をしっかり貫通させてください。
かなり感覚な話になりますが、「リアクション芸人」くらいオーバーに「アワセ」を入れるとちょうどいいです。
⑥焦らず止まらず巻き続ける
「アワセ」が決まったら、あとは焦らず、止まらず、巻き続けましょう。
TVでプロアングラーがやっているみたいに、大きく「ポンピング」はしなくてOKです。
波の上下に合わせて、巻けるときは止めずに巻き続けるのが鉄則です。
⑦水面〜ネットイン
魚が水面に見えてきても油断は禁物です。
青物は水面でも暴れ回ります。
いなせる体勢にロッドを持ち替え、しっかりといなしましょう。
そしていよいよ魚が落ち着いたら、船長が準備してくれているネットに誘導し、勝負アリです。
魚体がネットに収まったことを確認したら、リールのベールを返して糸を出しましょう。
青物ジギングで狙える主なターゲット
ここまで、実際に初心者が青物ジギングデビューするまでを仮定した「始め方」の解説をしてきました。
では、次は青物ジギングで実際に釣れるターゲット(釣魚)を紹介していきます。
青物ジギングのターゲット
・ブリ
・カンパチ
・サワラ
・マダイ
・ヒラメ
・マハタ
・カツオ
・マグロ
など
青物ジギングでは、メインの青物以外にも様々がゲストがターゲットになります。
詳しくは【15選】ジギングで釣れる魚を解説【初心者向け】の記事でも解説してるので、よかった読んでみてください。
青物ジギングのスキルは他の釣りにも応用可
逆もまた然りですが、青物ジギングのスキルは他の釣りでも応用できます。
「根についているヒラマサ」の狙い方を
・川でのシーバス釣り
・渓流のトラウト釣り
に置き換えて考えてみると楽しいです。
・フライフィッシング
・バス釣りのトップウォーター
なんかに当てはめて考えるとかしてみると、釣りの引き出しが増えそうですよね。
結局、釣りって総合力なんだと思います。
まとめ
今回は、青物ジギングの完全初心者がデビューするまでの「始め方」を思いつく限り細かくまとめてきました。
この手順だけを辿っていけばスムーズにオフショアの青物ジギングを始められると思います。
ですが、手順をたどるだけで簡単に釣れる魚でもないのも確かです。
自分から主体的に動いていくのも重要になります。
例えば、糸の結び方くらいは練習しておくと必ず役に立ちます。
【結び方】コレだけ覚えればOK!青物ジギングで必須の結び方【リーダー&ルアー結束】の記事でも解説しているので、良かったら事前に覚えておいてください。
「ロッド」「リール」「ベール」「スプール」などの用語も覚えてくといいです。
YouTubeなんかでプロの動画を見ておくと、誘い方の参考になると思います。
釣りはスポーツと同じです。
最初から150kmの豪速球は投げられませんが、基本を覚えてコツコツと練習していけば、3振がとれるようにはなります。
失うものなんてそんなにない!
一生物の趣味を楽しむために、まずは第一歩を踏み出してみてはいかがですか?
青物ジギングの始め方を動画で学ぶ!
初心者が揃えるべきアイテムリスト